柔軟な対応が苦手

悩む男性

医師個人の良し悪し

抑うつ状態が長く続くと、うつ病を発症します。そのいわゆる抑うつ状態になりやすい人、あるいはこじらせやすい性格というものがあります。その一つが執着気質です。執着気質の人は、責任感や義務感が強い傾向にあります。また、仕事熱心で、几帳面で、凝り性です。このような性格の人は、一つのことに徹底して取り組み、弱音を吐きません。そして、何でも一人で抱え込んでしまいがちです。物事を一面的に捉えやすく、固執しがちなので、柔軟な対応が苦手な人が多いです。そのため、ストレスも自分の中で抱え込みやすく、発散することもできないので、うつ病の発症につながりやすくなっています。こうした性格は、成長過程において形成されることがほとんどです。現在、うつ病になりやすい性格傾向という考え方は残されていますが、このような性格にあてはまらないうつ病も多くあるのも事実です。そのため、性格だけが、大きな要因であるとは考えられていません。あくまでも、危険因子の一つとして考えられています。執着気質の人は、変化に対して柔軟に対応することが苦手です。また、責任感の強さから、自分一人で解決しなければならないと考え、受診が遅れがちなので注意が必要です。精神科を探すときには、うつ病の場合は、設備の充実度を最優先に考える必要はありません。入院治療を望んでいる場合なら別ですが、基本的に通院治療となるため、医者個人の良し悪しを基準に探していきます。最大のポイントになるのは、医者個人がうつ病に対して、はっきりとした治療プランを持っているかです。医学的にみて、現在どのような状態にあるのか、仕事を休む必要があるのかなどを示してくれる医師かどうかを確認します。加えて、今後の経過と回復予定などを示してくれれば、信頼に値する医師です。つまり、このような医師は、回復までの地図を持っているということです。しかし、仕事を休むかどうかの決断を本人にさせようとする医師もいます。一見、本人を尊重しているかのように感じますが、執着気質の人の性格からすれば、休まない決断をする可能性が高いです。そうなると、治療が長期化することも考えられます。そのため、うつ病治療の実績と研究を多く重ねている医師を探すことが大事です。

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